『留守太平間』(ロウソウタイピンカン)
香港・中英劇団 7月22日〜7月24日
こまつ座特別企画。中英劇団の代表作『留守太平間』をシアターXで
『雪やこんこん』『人間合格』『紙屋町さくらホテル』『父と暮せば』など、私どもこまつ座の多くの作品を演出してくださっている鵜山仁さんが、昨年の春、香港を代表する劇団、中英劇団の依頼で井上戯曲『十一ぴきのネコ』を演出されました。大変な好評だったそうです。その後、鵜山さんの仲介によって、中英劇団さんと私どもこまつ座との間に、お互いに海を渡って海外公演をしましょうという相談がまとまりました。さらに、シアターXさんの多大なご協力を得て、こうしてこのたび中英劇団の代表作である『留守太平間』をお招きすることが叶いました。こちらからは12月、香港のお客さまに『父と暮せば』をごらんいただく予定です。
なお、題名にある「太平間」とは遺体を安置しておく場所という意味で、「留守」は留守番というような意味だそうです。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。 こまつ座 井上 都
見どころ
戦場の病院。なぜか霊安室に閉じこめられてしまったボランティアの医師。その部屋にふいにあらわれた不思議な青年。二人のかみあわないちぐはぐなやりとりは、はげしい口論に、やがて生命の尊厳と人間の生き方についての対話にと変わってゆく。
大学で心理学を専攻し演芸学院で劇作を学んだ新進女流劇作家莊梅岩(ヂョン・ムイアム)が「国境なき医師団」の活動に啓発され執筆したフレッシュな現代劇を、中英劇団の芸術監督をつとめ香港を代表する演出家でもある古天農(グゥ・ティンロン)がたくみに織り上げ練り上げた二人芝居。昨年の香港演劇界の数々の演劇賞に輝いたベストプレイです。
スタッフ
作:莊梅岩(ヂョン・ムイアム)
演出:古天農(グゥ・ティンロン)
キャスト
盧俊豪(ロゥ・ヂョンホウ)
袁富華(ユン・フーファ)
公演日程
2004年7月22日〜7月24日 |
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22(木) |
23(金) |
24(土) |
14:00 |
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19:00 |
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※22日の公演後にアフタートークあり
チケット
当日・前売:3,500円
学生:2,100円
(全席指定)
毎公演、開演の1時間前に劇場の入口にて当日券を発売いたします。
開場は開演の30分前です。
[前売り取り扱い]
こまつ座 :03-3863-5941
シアターX:03-5624-1181
チケットぴあ:0570(02)9988
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