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『かもめ』ウラジオストク青年劇場 5月12日〜14日ウラジオストクから『かもめ』がやってくる!
舞台は湖のある避暑地。ソーリン家の中での出来事。女優アルカージナとその愛人、売れっ子作家のトリゴーリンがやってくる。
息子トレープレフは母を喜ばせるために芝居を見せようとするが、失敗。愛するニーナさえも作家にうばわれ、母の愛も自分が望むかたちでは得られない。
そして去っていく母と作家と少女・・・。二年後、トレープレフは作家となり、母、トリゴーリン、そして女優になったニーナと再会する。
初演パンフレットより
これは、私たちのアントン・チェーホフへの強い愛が生み出した作品です。チェーホフの世界では各々が自分に近しいものを見い出すことができます。
私たちは戯曲の中にもうひとつの戯曲―ふたりの作家とふたりの女優の物語を見つけました。作品は自然に、まるで独りでに創られてしまったかのようでした。
そして、芝居の中でコンスタンチン・トレープレフが最初に発する台詞「ほら、これがおまえの劇場だ・・・」が演題となりました。
何についての芝居かなんて、今は言わないでおきましょう。生きることの意味と同じように、芝居の意味は言葉で言い表せるものではないと思うのです・・・
もしかしたら、今晩あなたは「かもめ」やアントン・チェーホフの作品を読み返したくなるかもしれません。
スタッフ
キャスト
アレクサンドル・ヴォロシャンコ ロシア功労俳優(トリゴーリン)
ガリーナ・コプィロワ ロシア功労俳優(アルカージナ) アンジェリカ・トロフィーモワ(ニーナ) アンドレイ・トロフィーモフ(トレープレフ) 公演日程
※開場時間は30分前
※本公演はロシア語による公演です。俳優の演技を直に感じて頂くために、あえて字幕、イヤホンガイドは使用いたしません。 チケット問い合わせ |