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『ダモイ〜収容所(ラーゲリ)から来た遺書〜』トム・プロジェクト 7月25日〜30日彼らにとって、ダモイ(帰還)は見果てぬ夢だった
1945年8月8日 ソ連、対日宣戦布告。9日ソ連軍攻撃開始。15日ポツダム宣言受諾。
16日 スターリン、トルーマンに北海道北半分占領に関する秘密文書を送る。トルーマン拒否。極東、ソ連軍との戦闘状態が続く。 23日 スターリン指令『日本軍捕虜将兵50万人をシベリアに移送せよ』を発表。 9月2日 日本、降伏文書に調印、9日戦闘状態停止。満州や南樺太などの地から軍人、民間人を含め60数万人以上シベリアへ送られる。 1946年12月19日 日本人捕虜の引き上げに関する米ソ協定締結。以後、日本人捕虜の帰還が始まる。 1950年4月22日 タス通信を通じてソ連政府は『日本人捕虜の移送完了』を宣言。この物語はここから始まる。 シベリア強制抑留された人数は、60万人とも70万人とも言われ、シベリアの地で亡くなった人たちは、その一割にのぼり、帰還した人たちは47万数千人。現在、なおも正確な数値はすべて不明である。 見どころ
この不透明な時代に、今尚、戦争の文字が日常から消えることはない。戦禍が引き起こした悲劇をテーマに、あらゆる表現を通じて反戦の運動が繰り返されてきた。演劇も然り。
この作品の原作は数々のノンフィクション大賞を受賞した辺見じゅん著『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』である。第二次大戦後、シベリアに抑留された男たちの物語。敗戦から12年目に遺族が手にした6通の遺書。ソ連軍に捕われ、極寒と飢餓と重労働のシベリア抑留中に死んだ山本幡男氏のその遺書は、彼を慕う仲間たちの驚くべき方法により厳しいソ連監視網をかいくぐったものだった。悪名高き強制収容に屈しなかった男たちの、したたかな知性と人間性を発掘した辺見じゅん珠玉の書に、平田満、新納敏正、荒谷清水が挑む。 声高に戦争の罪などを問うわけでもなく、ただ真摯に生きる人間の姿を淡々と描くこの書の中に、これからの生きるヒントがいくつも隠されている。物語はそこから始まる。 スタッフ
キャスト
平田満
新納敏正 荒谷清水 公演日程
※受付・当日券の発売は開演1時間前。開場は30分前
チケット
前売:3,500円
当日:3,800円 学生:2,800円 シニア:3,000円 ※学生券・シニア券はトム・プロジェクトのみ取扱い [チケット取扱] チケットぴあ 0570-02-9988(オペレーター対応) 0570-02-9999(Pコード:368-897) ローソンチケット 0570ー000-407(オペレーター対応) 0570ー084-003(Lコード:34841) e+ http://eee.eplus.co.jp/ トム・プロジェクト 問い合わせ |