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『出口あり』

アフタークラウディカンパニー 2月19日・20日

ふくろこうじ「出口あり」

2007年9月に初演された「出口あり」は、そのタイトル通り、クラウンふくろこうじの新境地を拓いた画期的な作品となった。 五年ぶりのソロライブとなったこの作品で、鍛え上げられたマイムに加え、さまざまなモノをいかにもクラウンらしい発想で見事につかいわけ、不思議な空間をつくりあげた。 ホームレスらしき主人公はステージに乱雑に置かれた「靴」、「ペットボトル」、「段ボール」、「ロープ」、「ぬいぐるみ」、「板切れ」、「カン」などを相手に戯れる。 発想の転換と飛躍により、モノ本来が持っている意味を超え、奇妙な笑いが生まれる。 クラウンの原点ともいえる「遊ぶ」精神が見事に昇華されている。 さまざまな笑いが積み重ねられるなか、ほのぼのとした叙情も漂ってくるクラウンパフォーマンスの傑作となった。

ふくろこうじ

クラウンカレッジジャパン(日本初の道化師養成学校)卒業。 クラウニング、ジャグリングを学ぶ。 日本マイム研究所において、佐々木博康氏にマイムを師事。 マイムと帽子、ステッキ、段ボールなどの身近なモノや、オリジナルのオブジェなどを融合させた、マイムクラウンパフォーマンスで全国各地の舞台、大道芸フェスティバルやコマーシャルイベントで活躍中。

スタッフ
作・演出 ふくろこうじ
舞台監督・照明プラン清水義幸
照明オペレーター 福村奈美子
音響 越川徹郎
主催 NPO法人国際サーカス村協会
企画制作 アフタークラウディカンパニー
公演日程
2008年1月19日・20日
  19(火) 20(水)
19:30

※開場時間は30分前

チケット

前売:2,500円
当日:2,800円
(全席自由)

[チケット取扱]
アフタークラウディカンパニー(ACC)

問い合わせ

アフタークラウディカンパニー(ACC)
Tel:03-3403-0561
Webサイト:http://www.accircus.com/

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