シアターΧトップ>2009年公演情報>『地下室』『月光の下に』
水上瀧太郎(1887年〜1940年)
『地下室』は1926年11月「三田文学」に発表された。
昔、道楽で身を持ちくずした倉持善蔵はすっかり心を入れかえて、ある会社の小間となりすでに30年。創立30年の式典が行われ善蔵は表彰された上、沢山のボーナスをいただきうれし涙にくれる。
しかし娘のおぎんは運転手とかけ落ち、息子の清吉はカフェーのボーイとなり女将とわりない仲になったが、改心して親父の処にもどって新しい勤め口を探しているのだが・・・。
額田六福(1890年〜1948年)
『月光の下に』は1918年9月に「新演芸」に発表され、その月に帝国劇場にて松本幸四郎、川村菊江、森律子らによって初演。
医師堀江はある山中の小都会で診療所を開業したが、妹の久子もここで働いている。
その昔彼女は醜業婦となってかせいだ金を兄の医学の勉強のために投入したことが偶然のことから暴露されてしまう。
イプセンの影響を受けたとおもわれる作品である。
演出 | : | 川和孝 |
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美術 | : | 岡田道哉 |
衣裳 | : | 鳥居照子 |
照明 | : | 清水義幸 |
音響 | : | 福西理佳 |
舞台監督 | : | 島洋三郎 |
演出助手 | : | 佐藤大幸 |
写真 | : | 中川忠満 |
切り絵 | : | 松尾智昭 |
制作 | : | 平樹典子(オフィス樹) |
高塚玄 中野順二
松尾智昭 根岸光太郎
女鹿伸樹 宮崎敦吉
小田純也 上村隆弘
村瀬知之 鈴木宏昌
太田直人 津村録太郎
吉田幸矢 川口圭子
関塚まいこ 鶴山知子
久我いづみ 山口晶代
奈良井志摩 小谷まり
萩柚月 小笠原和子
奥泉愛子
2009年2月3日〜8日 | ||||||
3(火) | 4(水) | 5(木) | 6(金) | 7(土) | 8(日) | |
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14:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
19:00 | ○ | ○ | ○ | ○ |
※開場時間は30分前
前売:3,000円
当日:3,500円
学割:2,000円
シニア(65歳以上):2,800円
(全席自由)
[チケット取扱]
シアターΧ
助成:平成20年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動重点支援事業)
後援:日本近代文学館