ロンドンのロイヤル・コート劇場で1996年に初演;
ロンドンスペクテーター紙は“ピンターの傑作のひとつに数えられる”と評し、ガーディアン紙は“格別に力強い作品;掴ところが無いようでありながら魅惑的で、心の深いところに触れる。”と書いた。
1930年10月10日、ロンドン東部のハックニーで、ユダヤ系ポルトガル人の労働者階級の両親のもとに生まれる。
1951年に舞台俳優となった後、1957年に戯曲『部屋』で劇作家に転身。説明的な台詞を嫌い、敢えて観客には(しばしば登場人物にとっても)状況が理解しづらい劇を作った。つまり、しっかりした目的に向かって話が進むのではなく、「キャラクターが一人歩きする」のである。そのため、不条理演劇の大家と評される。反戦思想の持ち主で、NATOによるユーゴスラビア空爆やアメリカ合衆国によるアフガニスタン空爆に抗議。ブッシュ政権のイラク侵攻をナチス・ドイツのアドルフ・ヒトラーに準えたこともあった。
2002年、食道癌に冒されていることを明らかにし、その後も闘病を続けた。2005年2月、劇作家から引退し、反戦を訴える政治活動に専念する事を表明した。同年ノーベル文学賞を受賞。2008年12月24日、78歳で死去。
作 | : | ハロルド・ピンター |
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訳・演出 | : | 高瀬一樹 |
照明 | : | アイカワ マサアキ |
舞台監督 | : | 川俣勝人 |
衣装 | : | 金子澄世 |
制作協力 | : | Alea |
Image Photo | : | 蓮井Mica |
宣伝美術 | : | 森宗勝実 |
中島宏海
清水奈々絵
まらいあ
高橋和久
畠垣洋司
村上良一
ジャズバイオリン:北床 宗太郎
2009年7月31日・8月1日
31日(金)21:00
1日(土)18:00、21:00
※開場は開演の45分前
一般:3,500円(ワンドリンク付)
学生・シニア:2,500円
(全席自由)
[チケット取扱]
シアターΧ
シアタージャパンプロダクションズ
Eメール:kazkit098@gmail.com