第9回シアターX国際舞台芸術祭IDTF2010
2010年6月22日(火) 19:30〜
劇団TAG Tokyo Actor's Group
結婚申しこみ──三河弁版
Proposal──in Mikawa dialect
御嵩かおり、アサカ、鎌田宏 Kaori Mitake、Asaka、Hiroshi Kamata
作品について
結婚を申しこみに来たのに話はあらぬ方向へ…。申し込まれるはずの娘と、その父親を巻き込んで繰り広げられるチェーホフ珠玉の一幕物コメディです。1世紀以上も前のロシアが舞台ですが、古さは感じられず、むしろ現代的でさえあります。今回は、台詞を三河地方の方言に置き換えて上演します。生活に根付いた言葉によって、チェーホフのドラマ世界がさらに身近に感じられることでしょう。[翻訳:松下裕、潤色・演出:鎌田宏]
プロフィール
「創立記念祭」「たばこの害について」「ある令嬢の話」など、チェーホフの短篇を繰り返し上演してきた劇団TAG。2008年に上演したこの作品が大好評だったため、今回さらにパワーアップしてお贈りします。
http://t-a-g.hp.infoseek.co.jp/
御嵩かおり | アサカ | 鎌田宏 |
遊&弓大郎 Yu&Yumitaro
「思い出の迷宮」〜『たわむれ』より〜
Labyrinth of Memories
ダンス:石井弓大郎 演出・構成:三輪遊 美術:三輪美奈子
作品について
風が吹いている。
その風の中に、男は、過去の「たわむれ」の容(かたち)を手繰り寄せる。ふれあい得なかったふれあいの香りを、夢想し、味わう。
男は、幾度となく、くりかえし、思い起こし、問いかけ、ふるえながら、反復する。
そうして男は、自らの思い出の迷宮を作り上げていく。咀嚼され、反芻される追憶の、孤独へと迷い込んでいく。
そとそ so-to-so
桜の園 最終章より抜粋〜フィールスの心象
The Cherry Orchard selected from the last chapt〜an image of Firs
作品について
音楽、ダンス、剣舞。異なる三つのジャンルの表現者がそれぞれのアプローチを化学反応させる事により、一つの心象を描きます。
「桜の園」の中での最も印象的に感じられる、取り残されたフィールスの心の風景を、田中ひろこの踊り、小林未郁の弾き語り、島口哲朗の剣舞により、独自の解釈で表現します。
楽曲は小林未郁のオリジナルです。
プロフィール
田中ひろこ、小林未郁、島口哲朗の三名が、「研ぎ澄まされた音、動、感」を目指し2009年に結成。
「そとそ」とは、ソング(歌、音楽)、トゥ(爪先、ダンス)、ソード(剣)の意。
田中ひろこ http://sussu.mh6.mp7.jp/
小林未郁 http://www.umi-web.com/bose/
島口哲朗 http://kamui-tetsuro.com/frame.html
田中ひろこ | 小林未郁 | 島口哲朗 |
公演日程
2010年6月22日(火) 19:30〜
※開場は開演の30分前
チケット
一般 3,000円
シニア・学生:2,500円
(全席自由)
[チケット取扱]
シアターΧ