Χカイレパートリー劇場
オルケステル・ドレイデル
『シャガールが愛した、故郷の旋律 2nd.Stage,PartI』
2010年10月18日(月)
カンヴァスに 刻まれた 東欧ユダヤの こころの調べ
オルケステル・ドレイデル(Orkester Dreydel)
樋上千寿(クラリネット、歌、お話)
高橋延吉(ドラムス)
大橋祐子(ピアノ)
18世紀からホロコースト前夜まで、東欧のシュテートル(ユダヤ人居住地域)での結婚式で演奏されていたクレズマー音楽、そして東欧ユダヤ人固有の言語イディッシュで謡われたイディッシュ民謡を、文化史的な背景説明を交えて生演奏で紹介する「オルケステル・ドレイデル」のステージです。 今春より新編成にて新たなスタートを切りました。「原音」に忠実な演奏を心掛けると同時に、想像力豊かなメンバーの持ち味をも十分に発揮できる、このグループならではの音の世界も追求してゆきたいと考えております。 文化史的研究の成果発表と、芸術的演奏のパフォーマンスというふたつの課題に果敢に挑み続ける若いグループの新たな試みをご高覧いただければ幸いに存じます。