アフタークラウディカンパニー

『おいぼれとやどなしの宴』

2011年823日(火)〜24日(水)

 

第一夜『老人と海』2011年8月23日(火)19:30

定期的に開催しているソロライブ『かかしになるために』で、従来のマイムの枠にとらわれることなく、豊富なアイディアと共に抱腹絶倒の作品を発表し続ける山本光洋が、自らの長いキャリアの中で作り上げてきた作品を、「老人」をテーマに束ね再構築したのが、『老人と海』です。本作は老人に扮した山本光洋が、過去と現在、夢と現実を行き来しながら、だれしもが迎える「老い」と「死」に向きあい、人生のせつなさ、はかなさ、いとおしさをコミカルにうたいあげた、新たなパフォーマンス劇の地平を切り開く作品となりました。2007年の初演から、何度か手を加えながら再演されてきた本作の反響は絶大で、マイム作品が好きな方も、初めてマイムを見る方も、本作が持つ舞台表現の豊かさに衝撃を受ける事でしょう。見る人の心を激しく揺さぶる作品です。
山本光洋
ニューヨークのモニーヤキムパントマイムシアター、ポリッシュマイムスクールでマイムの基礎を学ぶ、帰国後、舞踏家・田中泯主催の舞塾で舞踏を学ぶ。1989年より小劇場を中心にライブ活動を始め、国内海外、劇場やストリートなどで様々な活動を見せる。常に観客を驚かす驚異的なアイディアの数々と、作品の緻密な構成、現代に語りかけるシャープな感性によって生み出される作品にはコアなファンが多く、リピーターが後を絶たない。

第二夜『出口あり』2011年8月24日(水)19:30

2007年に初演された『出口あり』はモノや道具と巧みに使い、マイム技術を駆使しながらクラウン(道化)ふくろこうじがサイレントクラウンとしての新境地を開いた作品です。仕事も家もなく一人路上生活を営む主人公が、段ボールやペットボトルなどさまざまなものと戯れながら、日常生活を取り囲む身の回りのもの達に命を吹き込んでいきます。家が無くとも愉しく、したたかで、創意工夫をこらし、ときおり意地悪く日常を生き抜く彼の姿は、笑いと共感を誘うと共に、私たちが生きるこの世界が思いのほか自由である事を気づかせてくれます。路上生活者のシュールな生活を通して道化の原点とも言える「遊び」と、目の前の困難を遠回りに克服してゆく道化の掟を駆使しながら、いかなる環境においても人が人として生きてゆく事の豊かさをみせてくれます。
ふくろこうじ
クラウンカレッジジャパンにてクラウニング、ジャグリングを学び、日本マイム研究所にてマイムを学ぶ。帽子、ステッキ、段ボールなど、身近なものや、オリジナルのオブジェなどを融合させたクラウンパフォーマンスで、全国各地の舞台、ストリートパフォーマンスやコマーシャルイベントで活動している。ふくろこうじのクラウンならではのちょっと違う角度からみつめ、映し出す世界に、注目が集まっている。

スタッフ
照明・音響 松田充博
舞台監督 川俣勝人
宣伝美術 辻卓也(ACC)
主催 アフタークラウディカンパニー(ACC)
後援 NPO法人国際サーカス村協会
制作 ACC
公演日程

2011年8月23日(火)〜24日(水)

  23(火) 24(水)
19:30『老人と海』
山本光洋
『出口あり』
ふくろこうじ
チケット

前売:2,800円
当日:3,300円
セット券:5,000円(第一夜と第二夜セット/ACCのみ取り扱い)
(全席自由席・入場整理番号付き)

[チケット取扱]
カンフェティ
0120-240-540
ACC
Eメール:ticket@accircus.com

問い合わせ

ACC
TEL:03-3403-0561
FAX:03-3403-1583
Eメール:info@accircus.com
Webサイト:http://www.accircus.com/

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