Χカイレパートリー劇場

couscouskuskus(ワルシャワ市)

演劇的ダンスシアター『ジキルとハイド』Jekyll & Hyde

2011年927日(火)〜29日(木)

この秋 芸術の国 ポーランドからの芸術攻勢

諧謔 痛烈 怪奇 快楽
動画 couscouskuskus

『ジキルとハイド』は、性的暴行を受けた過去を背負い、欲求を充足させる異常な手段に依存する4人の若い女性の夜を描いている。シューティングスクリプト(最終脚本)は、スティーヴンソンの原作をはじめ、マルキ・ド・サド『閨房の哲学』、アラン・マバンクの『アフリカン・サイコ』からの引用を用いながら独自に書き下ろされた。
そのテーマは、クラウディウシュ・シルサルチック作品で度々取り上げられてきた相互関係の永続性‐生まれ育った家庭環境における相互関係が、夫婦関係へ与える影響と今日の現実に照らし合わせた分析である。新作で検証されるのは、他者との関係に影響を持ちながら、容易く抑えることのできない、人間の内に潜む無意識な衝動である。『ジキルとハイド』では、暴力が必要悪として、ひいては了解によって引き起こされる可能性に着目しながら、女性の性という領域を扱い、人間が操られる限界を観察する。
これはダンス・シアターの既成概念を越え、独自の舞台を模索する実験的芸術プロジェクトである。ワルシャワの俳優・ダンサー陣、音楽を手掛ける日本のDJ 矢部直(UFO)、マルチメディアを担当するリトワニアのバルトシュ・ポロンスキ、ロボット製作者のボグダン・グリゴがその特異な世界観を支えている。

スタッフ
演出・構成 クロード・シルサルチック
音楽 矢部 直(U.F.O ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼーション)
マルチメディアバルテク・ポロンスキ
ロボット製作 ボグダン・グリゴ
プロデューサーシルヴィア・ドマンスカ
キャスト

マルタ・ヤロフスカ
エヴァ・ニェムチェフスカ
クリスティナ・フィシュエル
ドミニカ・ストロイェック

公演日程

2011年9月27日(火)〜29日(木)

  27(火) 28(水) 29(木)
19:30

※毎回アフタートークあり

チケット

特別料金:1,000円

[チケット申込]
シアターΧ

問い合わせ

シアターΧ


ワークショップ

9月26(月)11-15時 には同劇場内において、クラウディウシュ・シルサルチック氏が自ら指導するワークショップ『Speaking Body』を行います。参加費は三千円、ただし限定11名まで。
詳細は追ってお知らせします。

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