「オッケー!John’s アイカワ祭」実行委員会

『オッケー!John’s アイカワ祭』

2011年1118日(金)〜19日(土)

歌あり、オドリあり、音楽あり、芝居あり、ことばあり、その他何でもあり、そして即興あり!―キャバレー・シアターΧの夜―

昨年12月29日の早朝急逝した舞台照明家、アイカワマサアキのために(彼を肴にして)、「オッケー!John’s アイカワ祭」を開催することになりました。追悼会とか、偲ぶ会とか、ましてや一周忌とかではなく、まるでバッカスのような風体をしたアイカワでしたから、ジャンルや老若や男女を超えた舞台、例えば、ある都会のキャバレー、閉店後の真夜中に催される怪しくも妖しいショー「バッカス祭」のようなものが彷彿とする舞台ができれば、と思っています。1970年代、20代の頃、「即興」に大きな影響を受けた彼です、そんなのが大好きでした。
グロテスクで、アナーキーな混沌、そういう空間と時間を作ることができれば、天上のオプティミスト、アイカワ氏も「ってゆーかぁ、オッケー!」といって、手を叩いてくれるのではないでしょうか。
「オッケー!John’s アイカワ祭」実行委員長:総合ディレクター 杉田丈作

アイカワマサアキ(AIKAWA Masaaki) 1949年8月2日 熊本生まれ。照明家

慶應義塾大学文学部哲学科卒。卒業後、笠井叡氏主宰の天使館に参加、1973年夏の完全即興で行われた天使館公演「七つの封印」にも、オドリ手として出演。渋谷ジァンジァンでのアルバイトを通して当時、フリーミュージックの論客・仕掛け人でもあった故・間章氏と出会い「半夏舎」の活動に参加。その後、笠井叡、故・大野一雄、大野慶人、小林嵯峨、室伏鴻、山田せつ子、黒沢美香、指輪ホテル等、あらゆるジャンルの舞台に照明プランで関わり、即興をベースとする公演ではステージディレクターとしても活動。ヤミーダンス、初期型、おやつテーブル、宮下恵美子、澤田有紀、市川淳一、黒谷都などとも活動をともにしてきた。また、2000年よりJCDN「踊りにいくぜ」のテクニカルデイレクターも務める。
韓国では1989年より、韓国現代舞踊・金梅子(キム・メジャ)、演劇・劇団木花 呉泰錫(オ・テソク)の照明も多く手がけてきている。 1992年シアターX(カイ)オープン当時より関わり、1998年、上田プロデューサーの協力を得て「スタッフ塾」を始める。
2010年12月29日、連日、若手舞踏家・ダンサー達の照明を創る作業の途上で急逝。享年61歳
光と影、色の闇を操り、舞踏家、ダンサーの世界をさらに深く視覚化し立体化する作業を目指していた。

「オッケー!John’s アイカワ祭」実行委員会

杉田丈作 山田せつ子 黒沢美香 矢野通子
秦宜子 大野泰代 原口佳子 上田美佐子
協力:相川千里

11/18(金)19:00開演

ダンス 瑠璃玉会/高橋誠子
ダンス Abe"M"ARIA
シャンソン 宇野敦子(ピアノ・多田麻子、ギター・富岡和彦、ベース・内垣洋祐、パフォーマンス・勝亦利恵)
パフォーマンス 武井よしみち+ブルーボウルカンパニー
映像とお話 森田雄三
− 休憩 −
演劇 指輪ホテル
パフォーマンス 首くくり栲象+冨岡千幸(謡・舞)
セッション 武藤容子+山下残+澤田有紀+北村成美、ピアノ・千野秀一、コントラバス・齋藤徹
ダンス 黒沢美香

11/19(土) 16時開演

ダンス アトリエム・宮下恵美子+江角由加+寒河江勇志
ダンス ひびきみか
ダンス 市川淳一
ダンス 初期型
セッション ハンダイズミ+藤木恵子+百合子+杉田丈作、ピアノ・千野秀一
− 休憩 −
オペラ 藪西正道、西野薫、ピアノ・毛利正
ダンス ミライノイズミ
舞踏 大森政秀
舞踏 ゆふがほきらら+千野秀一
舞踏 杉田丈作/古関すま子
人形演劇 黒谷都+原田依幸
ダンス 山田せつ子
− 休憩 −
セッション 入江平+垣内友香里+ユン・ミョンフィ、ピアノ・原田依幸
語り 山本健翔+尺八奏者・土井啓輔
舞踏 和栗由紀夫
ダンス 高野美和子+伊東歌織
オイリュトミー 天使館
アフタートーク

※出演者は変更になる場合があります。

公演日程
2011年11月18日〜19日
  18(金) 19(土)
16:00 
19:00 

※開場時間は1時間前
※11月19日終演後ロビーにて、アフタートークあり

チケット

入場料 並びに参加費:1,000円

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