Χカイレパートリー劇場
劇団テアトル・カナ
『ライロニア』
2011年11月25日(金)〜27日(日)
演劇とアニメ作品とレクチャー
この秋 芸術の国 ポーランドからの芸術攻勢
ポーランドの哲学者レシェク・コワコフスキの怪奇なユーモア、知的で諧謔的ななおとぎ話『ライロニア国物語』(沼野充義・芝田文乃=訳)をもとにした作品です。
25日 | 26日 | 27日 |
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【レクチャー】短編アニメ作品集すべての脚本を書いたヤン・ザモイスキ氏による入門篇 | ||
【アニメ上映】 世界初上映!『ライロニア国を探して』Looking for LAILONIA 『美しい顔』Beautiful face |
【アニメ上映】 『大いなる恥の話』Of the Great Shame 『いちばん大きな口論の話』 Of the Quarrel of all Quarrels 『有名な人』Of a Famous Man |
【アニメ上映】 『マイオルの神はいかにして王座を失ったか』How God Major Losts His Throne 『子どものおもちゃの話』Of Children's Toys 『ライロニア国を探して』(世界初上映) Looking for LAILONIA |
【演劇】『ライロニア』劇団Kana Teatr Kana | ||
― | アフタートーク 沼野充義(東京大学人文社会系研究科教授、文学研究者) | アフタートーク 芝田文乃(エディトリアル・デザイナー、写真家、ポーランド文学翻訳家) |
レシェク・コワコフスキ(1927-2009)
もっとも優れたポーランド人哲学者の1人、評論家、散文作家、風刺文学と哲学的おとぎ話の作者、ポーランドにおいても世界的に見ても重要な人物。1960年代末にコワコフスキ教授は移民を余儀なくされた。1971年、パリの『文化(クルトゥーラ)』誌に掲載された著名なエッセイ『希望と希望のなさに関する仮説』は、反共産主義・反体制派の知的基盤となった。2003年、人文科学のノーベル賞と称されるジョン・クルーゲ賞を受賞。カナダのマギル大学勤務(1968)、のちにカリフォルニア大学バークレー校にて講義(1969)、1970年から定年までオックスフォードのアール・ソウルズ・カレッジで研究・教育活動を展開した。専門は哲学史、とりわけ自由主義理論を含む17世紀。
ヤン・ザモイスキ
1956年7月22日ポズナン生まれ。哲学史家、脚本家、翻訳家。レニングラード大学哲学科卒業(1970)、ウッチ映画テレビ演劇大学で脚本を学ぶ(1986)。医学哲学の論文により医学博士(2006)。SFP(ポーランド映画人協会)脚本家サークル会員。 レシェク・コワコフスキの『ライロニア国物語』を、12人の監督がさまざまなアニメーション技術を用いて制作する連作アニメーションとして企画、構成とすべての脚本を手がけた。この映画は国内外70以上のファスティヴァルで上映され、31の賞を獲得した。
公演日程
2011年11月25日(金)〜27日(日)
25(金) | 26(土) | 27(日) | |
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14:00 | ○ | ○ | |
19:00 | ○ |
チケット
1,000円
[チケット申込]
シアターΧ