Χカイレパートリー劇場

第34回 シアターΧ名作劇場『暮春插話』『ある日の蓮月尼』

2012年313日(火)〜18日(日)

日本近・現代秀作短編劇シリーズ

日本近・現代秀作短編劇100本シリーズ

日本近・現代秀作短編劇100本シリーズ
シアターΧ名作劇場は1994年秋から、小山内薫「息子」の上演を皮切りに、日本近・現代秀作短編劇100本の上演を目指すシリーズとしてスタート。一作家一作品(自由劇場以降の作品)を取り上げ、年2回の公演を行っています。2011年8月までに取り上げた作品は68本を数えます。

『暮春插話』

佐藤春夫(1892年〜1964年)1924年作
海岸の有名な避暑地。外交官の青年紳士は妻とともに一流のホテルに滞在している。そこへ、老紳士が現われ若い妻は自分の娘であることを告白し、青年によろしく頼んで去って行く。ロマンチックな香り高い作品で、戯曲というよりむしろ散文詩ともいうべき詩情豊かな作品。佐藤春夫の代表作といえる舞台である。

『ある日の蓮月尼』

岡本かの子(1889年〜1939年) 1929年作
蓮月尼の庵。若い盗人が入って来て「他のものには目もくれません。あなたの肉体を盗み取ろうとする盗人です。」と。蓮月は「まあお待ちなさい。次第によっては差上げないものでもありません。が、まだ私には腑に落ちないところがあります。それをもうすこし詳しく話してください。」と、この乱暴な若者に接するのだが…。岡本かの子らしい一幕劇である。

スタッフ
企画・演出 川和孝
美術 岡田道哉
照明 清水義幸
衣裳 鳥居照子
音響 福西理佳
舞台監督 島洋三郎
演出助手 佐藤大幸
写真 中川忠満
キャスト

『暮春插話』
藤田隆之 奈良井志摩
根岸光太郎 初月佑維
鈴木宏昌 益弘洋祐
『ある日の蓮月尼』
小田純也 神由紀子
小島智 鈴木宏昌
初月佑維 山崎哲史
高井康行 宮崎敦吉

公演日程

2012年3月13日(火)〜18日(日)

  13(火) 14(水) 15(木) 16(金) 17(土) 18(日)
14:00 
19:00   

※開場時間は30分前

チケット

一般:1,000円
高校生:500円
(全席自由)

[チケット申込]
シアターΧ

問い合わせ

シアターΧ

後援

日本近代文学館

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