古関すま子+杉田丈作
舞踏シアター「わたくしという現象は」
出演 | : | 古関すま子 齋田美子 杉田丈作 |
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作品について
タイトルは「春と修羅」から。賢治のあり方そのものであり、また舞踏の発端となる言葉だからです。ただし賢治の言葉の上塗りはあまりに失礼。踊りというまったく別の回路にふみとどまって、そこで青い火を燃やし、硬い沖積層を踏みしめながら天に飛翔しようとすることが、わたしたちのささやかな敬礼です。
プロフィール
1999年に杉田と帰国中のすま子は出会い、以後飲んだりしゃべったりして共同作業の意向を温め、一昨年IDTFでチェーホフと格闘した(太宰を媒介に何とかたどり着いた!)。今度は長年親しんできた賢治だが、改めて取り組むとこれがそう簡単ではない!斎田を新しく加えて三人三様の舞踊観、スタイルがどう出会うか?
菊地びよ
奥の脈…《 》エレキの雲がばしゃばしゃ飛んで
構成・演出 | : | 菊地びよ |
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出演 | : | 筆宝ふみえ モリナオコ 菊地びよ |
音制作協力 | : | 遠藤寿彦 |
作品について
エネルギーあふれるけなげな人の暮らしや生き物が、人間の作るシステムに追いやられる危機感は今にも通じ、ますます加速度を増している。内なるエネルギーや衝動が声となるからだに迫りたい。
プロフィール
菊地びよによる身体を使って表現をする不定形ユニット。メンバーは筆宝ふみえ(大駱駝艦を経て舞踏派ZERO)、ナオコモリ(東京座を経て舞踊家・振付家・ピラティスインストラクター)。音の制作協力に遠藤寿彦。
http://wind.ap.teacup.com/biyo/
清水宏の炎の演劇部
注文の多い銀河鉄道の又三郎
出演 | : | 清水宏 |
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作品について
ある一人の男が宮沢賢治パビリオンにフラッと立ち寄って「へえ宮沢賢治ってそういう人だったのかあ」と思ってみたり、宮沢賢治の使っていた半纏がおいてあったので「どれ、着てみるか」などとやっているうちにパビリオンが閉館し、なんとなく帰らずそこに佇んでる、サウイウモノヲ私ハヤリタイ。
プロフィール
俳優・コメディアン。2007、2009年には日比谷野外大音楽堂で単独お笑いライブを敢行。2011年イギリス・エジンバラ・フリンジ・フェスティバルに単独参加。四つ星レビューを獲得。故・忌野清志郎、細野晴臣らミュージシャンや、春風亭昇太とのコラボなど他ジャンルからの評価も高い。2012年秋、森山直太朗のコンサートに出演決定。