『雪膳』『デクノボー』『天上ノ愛スクリイム 〜宮沢賢治でロミオとジュリエット〜』

2012年612日(火)

第10回 シアターΧ 国際舞台芸術祭2012


大橋美帆

雪膳

振付 大橋美帆
出演 藤井彩加 高橋愛実 大橋美帆
作品について

「永訣の朝」から、病床に伏すトシ子と賢治のお互いを思いやる心をテーマにした。妹のために何かしてやりたいが、何もできないでいる兄。そんな兄の思いを汲んで、妹は「あめゆじゅとてちてけんじゃ」と、一椀の雨雪を取ってきてくださいと頼む。二人が共に過ごした幼い頃の思い出が蘇る。

プロフィール

日本大学芸術学部演劇学科洋舞コースに在学。谷乃梨絵モダンダンススタジオに所属。谷乃梨絵に師事。現代舞踊協会「選抜新人舞踊公演」平成23年度新人振付賞受賞。


重森一(un-pa)

デクノボー

構成・演出 重森一
作品について

現在一般的に流布している「聖人」としての宮澤賢治像ではなく、親に反抗しながらも親の脛をかじり続け、独身を貫き、生活実感の無い理想主義者で生涯を終えた「成熟できなかった男」として宮澤賢治を捉えるソロパフォーマンス。

プロフィール

96年頃からパントマイムやダンスの要素を取り入れた独自のソロパフォーマンスを開始。ダンサーとしては「世界装置」「初期型」「まことクラヴ」などにも出演。「un-pa」名義で国内外の大道芸フェスティバルやイベントにも数多く出演。東京都公認ヘブンアーティスト。
http://ameblo.jp/un-pa/


花天月地プロジェクト

天上ノ愛スクリイム 〜宮沢賢治でロミオとジュリエット〜

構成・演出 山崎哲史
出演 いずみひな
作品について

〜ラブストーリーを書かなかった作家の愛のお話〜
シェイクスピアのロミオとジュリエットを下敷きにして、ちょっと日本のお話もアレンジした純愛悲劇を、宮澤賢治の「ことば」で綴ります。昨年からずっと創作してきた「ロミオとジュリエット」をモチーフにした純愛悲劇に、宮沢賢治さんの言葉をのせてみました。どちらかというと、宮沢賢治を理解しづらいと敬遠してきたものですから、逆に「賢治嫌い」の人にも共有してもらえるような作りにしてみました。

プロフィール

いずみひな(女優)劇団四季研究所を経てNHK大河ドラマでデビュー。ライフワークのひとり芝居はは14年目、レパートリーは20作近く。特技ダンス。
山崎哲史(演出家)近代翻訳劇を中心とした演出と劇作。シアターΧ名作劇場にも出演数回。表現教育家として各方面でワークショップを行う。

http://katengetch.blog96.fc2.com/


公演日程

2012年6月12日(火)19:00

※開場は開演の30分前

チケット

1,000円
(全席自由)

[チケット申込]
シアターΧ

問い合わせ

シアターΧ

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