『鹿踊りのはじまり』『Never let me go』『Весна и Асура「春と修羅」』『インプロヴィゼーション・シアター やまなし ざしきぼっこの話』
2012年6月17日(日)
東京ノーヴイ・レパートリーシアター
鹿踊りのはじまり
演出 | : | 佐藤誠司 川北裕子 |
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出演 | : | 大坂陽子 岡崎弘司 上世博及 小関敦子 天満谷龍生 中澤佳子 南千寿 貝川美恵子 川北裕子 三浦尚子 |
音響 | : | 金子幸代 |
照明 | : | 平野由紀子 |
制作 | : | 中林豊 高瀬くるみ |
作品について
童話「鹿踊りのはじまり」を劇化致します。賢治はこの作品についてこう書いています。 「まだ剖(わか)れない大きな愛の感情です。すすきの原の鹿が無心に遊んでいます。」 自然と動物、人間との関係を温かいまなざしで描いたこの作品。 賢治さんの心を感じて頂けましたら幸いです。
プロフィール
ロシア功労芸術家L・アニシモフを芸術監督に、2004年よりレパートリーシアターとして活動中。NOVYI(ノーヴイ)とはロシア語で「新しい」を意味し、芸術の使命を考えるシンポジウムの開催など「200年後の未来のために、今 演劇で出来ること」を合い言葉に新しい芸術活動を展開している。
http://www.tokyo-novyi.com/
木野彩子
Never let me go
構成・出演 | : | 木野彩子 |
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作品について
私と私の中にいるもう一人の自分。最愛の妹としこがなくなった後、死の間際まで「銀河鉄道」原稿を直し続け、常にとしことともに生き続けた賢治。あなたはカンパネルラかジョバンニか。そして私は。
プロフィール
札幌生まれ。幼少よりモダンダンスを始める。大学にて舞踊教育学を専攻。 卒業後は牧野京子のもとで学び、ソロを中心に自らの身体と向かい合った作品作りを続けている。「銀河鉄道の夜」をヒントに、ボディワークと対話により映像を制作するプロジェクト「AMANOGAWA プロジェクト」を開始。
http://saikino.blogspot.jp/
ヴィクトル・ニジェリスコイ
Весна и Асура「春と修羅」
出演者 | : | ヴィクトル・ニジェリスコイ(俳優) |
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助手 | : | 横尾けいすけ(立教大学現代心理学部映像身体学科三年生) |
翻訳 | : | A.A. Dolin |
作品について
今回は「春と修羅」の詩の朗読をもとにパフォーマンスを行う。宮沢賢治の詩の魅力は日本語だけではなく外国語でも出るはずだ。今回はロシア語で「春と阿修羅」からいくつかの詩を朗読する。宮沢賢治の詩のイメージは、夢のようなリアリズム、現代のような比喩、光のある静かさ、永遠まで見通す目線、人間のような星々、創造力を持つ気。。。
プロフィール
1984年、モスクワ生まれ。2001年、マールイ劇場付属のシチェプキン演劇大学に入学。4年生から同大学で舞台動作を教えはじめる。2008年4月より、立教大学の助教として舞台動作を教える。シアターΧパフォーミング・アーツ塾で講師も。2011年シアターΧで「『ものみな歌でおわる』花田清輝原作 ─ かぶきの誕生に関する一考察」を演出。
金星即興楽団+イーハトーヴォα
インプロヴィゼーション・シアター やまなし ざしきぼっこの話
構成 | : | 中地雅之 |
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金星即興楽団 | : | 古川大 田村靖子 寺田静江 土岐美野 山下美香子 中地雅之 |
イーハトーヴォα | : | 及川慶太 鈴木晶子 長島沙和 菊池理乃 齋木麻美 杉浦あずさ 立川麻由子 福元綾香 吉田進也 原田裕介 島崎昭之助 仲山愛美 |
作品について
「やまなし」では、対称的に描かれる<死>と<生>の世界に、<音>と<動き>でアプローチする。「ざしきぼっこの話」では、岩手の<ことば>が持つ調べと色を響かせたい。テクストの変更はせず、音と動きによるImprovisationを行い、賢治の<うた>「牧歌」「星めぐりの歌」を交えて構成する。
プロフィール
<金星即興楽団> 岩手大学音楽科卒業生により1996年に結成、賢治の「セロ弾きのゴーシュ」に因んで命名する。音楽、身体表現、朗読による統合的パフォーマンスを、県内、東京、ザルツブルグ、ミュンヘン、モデナなどで行う。今回は、東京学芸大学音楽科の<イーハトーヴォα>と合同で上演する。