Χカイレパートリー劇場

『ROSE ローズ』

2013年1021日(月)

W・ローズ+シアターΧ 共同企画

2012年11月、ブレヒトの芝居小屋で本邦初演されたW・ローズの『ROSE』が新たなスタッフを得て、シアターΧに蘇ります。
しかも月一回のレパートリー作品として。
80歳の女性が木製のベンチに腰掛け、波乱に満ちた生涯を静かに語りだす……。
旧ソ連のユダヤ人集落に生まれ、兄を慕ってポーランドに。そこにナチスがやって来る。
ゲットーでの生活、戦後はパレスチナを目指してエクソダス号に乗り、その船上での出会いは彼女をアメリカへと導く……。
『BENT』で知られるマーティン・シャーマンの1999年の作品。
ユダヤの古い習慣「シヴァ」。故人を思い、語り、笑い、泣く一週間の儀式。
それを一人行う女性の言葉は、決して声高ではない。
けれどもそこから、ローズはじめ登場人物一人ひとりが浮かび上がる。

W・ローズ

東京演劇アンサンブル所属の女優、演出、プロデューサーの志賀澤子が本作『ROSE』上演のため立ち上げた演劇ユニットです。
志賀澤子
俳優座養成所11期卒業後、1962年東京演劇アンサンブル所属、現在はブレヒトの芝居小屋を拠点に、女優・演出家・海外公演プロデューサー。 『母』ペラゲーア・ウラーソワ、『沖縄』秀、『かもめ』アルカージナ、『4っの肖像』4人の母たちなど様々な役を演じてきた。 演出は『FEN−沼地』『マイという女』『アンティゴネ』『僕はエルサレムのことを話しているのだ』など。 脚本『食卓のない家』で文化庁創作戯曲賞佳作を受賞。 文化庁在外研修でイタリア・ミラノに学ぶ。NY、モスクワ、ロンドン、ウラン・ウデ、ローマ、ハノイ、ソウルなど海外公演を実現した。 ハノイ、ソウルなど海外公演を制作、主演。 2013年には、キシノウ、シビウ国際演劇祭に参加。

スタッフ
マーティン・シャーマン
翻訳 堀真理子
演出 W・ローズ
照明 大鷲良一
音響 内田誠 歌野美奈子
演出助手 三由寛子 渡部美和 清水ひかる
宣伝美術 奥秋圭
制作 高橋俊也(Theatre-Theater)
キャスト

志賀澤子


公演日程

2013年10月21日(月)19:30
※開場は開演の30分前
※11月18日(月)、12月16日(月)にも公演あり

チケット

1,000円
(全席自由)

[チケット申込]
シアターΧ

問い合わせ

シアターΧ

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