SU−EN(スウェーデン)(シアター)『SOOT(すす)』
振付・出演:SU-EN (Sweden)
音楽:Lee Berwick (UK)
照明デザイン:Svante W Monie (Sweden)
空間デザイン:SU-EN and Svante W Monie
舞台美術・衣装:SU-EN
照明技術:Lina Kramar and Uli Ruchlinski
制作:Mon no Kai/SU-EN Butoh Company
支援:Swedish Arts Council, Uppsala City Council for Cultural Affairs
ある未完成の空間を
彼女は手さぐりで進む
黒い粒子の香りに導かれて・・・
小さな傷口をやさしく舐め
指先で聞きながら
彼女は手さぐりで進む・・・
裂けた肌の傷口が
痛みから痒みに変わるとき
あるいは文明が眠りに落ちるとき
一体何が残るのだろう?
この世界を包み込む陽炎の中の肉体か・・・
★未完成の空間を 彼女は手さぐりで進む 黒い粒子の香りに導かれて……小さな傷口をやさしく舐め ……黒粒子すすは無作為に模様を形成し「すす」という独舞で取り残された粒子の世界に入り込む。文明や文化行為が痕跡を残し「黒」はすべての色を飲み込む。
奥木愛子(ダンス)
『おとぎばなし〜出逢いと別れ〜』
創舞:奥木愛子
出演:林敏秀 奥木愛子
監修:籏野恵美
★いにしえより伝わる「人」と「人でないもの」の恋物語。その不条理。前に進もうとしながらも、何かを残したいと望む儚い行為・・・。繰り返し過ちを犯しながらも行き続ける人間の生命のエネルギーを謳う。
Fairy tale -encounter and separation[Aiko Okugi]
Direction Aiko Okugi Dance:Aiko Okugi, Toshihide Hayasi Supervisor Emi Hatano
藍木二朗 (ダンス)
『窓〜己の存在を世界に語るために』
振付、出演: 藍木二朗
★「神は死んだ」と宣言された以降、私たちは、各々自分の物語を背負う事を好むようになった。やがて訪れるであろう、「物語」からの解放のための、空間のプロローグ。
The window....to talk my existence to the world [Jiro Aoki]
Choreograph & Mime Jiro Aoki