Χカイレパートリー劇場
『ROSE ローズ』
2014年8月21日(木)
W・ローズ+シアターΧ 共同企画
ローズは一輪のバラ
80歳――いま話さずにいられないこと
「その、また 一方では」
語らなかったのは、語りたくなかったから、語ることがわからなかったから、攻撃されたくなかったから。 「遅いよ、まだ語れずにいるなんて」とローズはいっています。集団的自衛権なんて駄目、戦争ができる国にして子供を戦場に行かせるなんてだめ!って声が私のローズからきこえてこなかったら私はローズをやってもしかたない! その、また一方では?ユダヤ人って世界にとって何か?わかってないこといっぱい・ それでもローズを演じ続けるのは、私のまわりで世界が動くから、その時代の大きな流れに異議をとなえることが私にとっての芝居だから。
W・ローズ
東京演劇アンサンブル所属の女優、演出、プロデューサーの志賀澤子が本作『ROSE』上演のため立ち上げた演劇ユニットです。
http://w-rose.jimdo.com/
志賀澤子
俳優座養成所11期卒業後、1962年東京演劇アンサンブル所属、現在はブレヒトの芝居小屋を拠点に、女優・演出家・海外公演プロデューサー。
『母』ペラゲーア・ウラーソワ、『沖縄』秀、『かもめ』アルカージナ、『4っの肖像』4人の母たちなど様々な役を演じてきた。
演出は『FEN−沼地』『マイという女』『アンティゴネ』『僕はエルサレムのことを話しているのだ』など。
脚本『食卓のない家』で文化庁創作戯曲賞佳作を受賞。
文化庁在外研修でイタリア・ミラノに学ぶ。NY、モスクワ、ロンドン、ウラン・ウデ、ローマ、ハノイ、ソウルなど海外公演を実現した。
ハノイ、ソウルなど海外公演を制作、主演。
2013年には、キシノウ、シビウ国際演劇祭に参加。
スタッフ
作 | : | マーティン・シャーマン |
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翻訳 | : | 堀真理子 |
演出 | : | W・ローズ |
キャスト
志賀澤子