第39回名作劇場

『母の死』『大臣候補』

2014年1028日(火)〜111日(土)

日本近・現代秀作短編劇シリーズ

『母の死』

能島武文(1898年〜1978年)
病室で死の床に就いている母。取り巻く医師、息子、姪たち。母の死後、朝になって夫があらわれ、息子は「あなたは自分のくだらない本能のために、二十数年もの間、自分の妻や子を犠牲にした偽善者だ」となじる。それに対し、「お前は道徳家の仮面を被っているだけで、実はお母さんの死ぬるを待っていたんだ」と、母の遺体を前に対立する親子の姿を描く。

『大臣候補』

長谷川如是閑(1875年〜1969年)
大臣候補とされる官僚出身者が、確定の連絡を待っている。その場で、周囲の取り巻きたちが一緒に知らせを待っている。本人を含めて、大臣になった後の、自分の立場を夢見ており、一喜一憂している。権力に執着する人々の姿を描いている。

スタッフ
企画・演出 川和孝
美術 岡田道哉
衣裳 佐藤利
照明 清水義幸
音響 福西理佳
舞台監督 島洋三郎
演出助手 佐藤大幸
写真 中川忠満
制作 平樹典子
キャスト

伊沢弘 井ノ口勲
魚谷としお 太田諭
日下部浩子 小林亜紀子
坂浦洋子 佐久間利恵
鈴木香菜恵 高野百合子
田原みずほ 永尾斎
中村敦子 根岸光太郎
女鹿伸樹 森恵子
森下知香

公演日程

2014年10月28日(火)〜11月1日(土)

  28(火) 29(水) 30(木) 31(金) 1(土)
14:00 
19:00  

※開場時間は30分前

チケット

前売:3,500円
当日:3,800円
学生:2,000円
シニア(65歳以上):2,800円
(全席自由)

[チケット申込]
オフィス樹

問い合わせ

オフィス樹
TEL・FAX:0276-75-6878

後援

日本近代文学館

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