アダム・ミツキェーヴィチ作『父祖の祭り』Dziadyについて
2016年12月4日(日)
ポーランドの文学と演劇との真髄にふれる講演と映像の会
今秋2016年の10月、ポーランド・ヴロツワフのグロトフスキ研究所のプロデュースで『Dziady リサイクリングフェスティバル』が開催され、ポーランドを代表する5人の演出家たちによる『Dziady』の復活上演が行われた。 ヤドヴィガ・ロドヴィッチさんが1961年のグロトフスキによる上演をもとに演出をした。 それについてのお話と舞台の映像(32分)を上映する。
アダム・ミツキェーヴィチ(1798〜1855)
ポーランドのロマン派の代表的詩人。 独立運動に参加、多数の愛国詩を書いた。
演出・お話:ヤドヴィガ・ロドヴィッチさん
演出家・女優・元駐日ポーランド大使。 ポーランド生れ。ワルシャワ大学大学院で日本学を専攻。 東京大学にて学ぶ。1994年外交官として来日、2002年から2012年まで駐日ポーランド大使を務める。 日本文化、特に能を研究し世阿弥『花伝書』をポーランド語に翻訳(最優秀著作賞)、2005年ポーランド文化功労章受章。 新作能『調律師ーショパンの能』を執筆、観世鋏之丞・横山幸雄(ピアノ)ほかの出演で2011年2月ポーランドと日本で上演。 2作目の新作能『鎮魂』が2016年11月ポーランドのアウシュヴィッツ聖ヨゼフ教会、ヴロツワフの「第7回世界演劇オリンピック」と日本の国立能楽堂とで上演された。