シアターΧ 本物の『俳優修業』シリーズ
能塾 語りの宇宙『平家物語』試演
2017年6月11日(日)〜12日(月)
ギャラリーΧ公演
木曽最期/知章最期/小宰相身投/祇園精舎
古代から中世へと時代が大きく転換していく時代、それは貴族の時代から武士の時代への変革期でもあった。武家でありながら、貴族化することで、わずか数十年で権力の頂点を極めた平家が、源氏に滅ぼされ、源頼朝による武家政権が樹立された。 歴史の節目の源平の戦いから叙事詩『平家物語』が産み出された。『平家物語』には激動の時代に命を賭して生きて死んだ人々への鎮魂の思いが込められている。
世阿弥はこの物語から夢幻能を創作し、以来日本の演劇の重要な題材となり能・狂言から浄瑠璃・歌舞伎の重要な題材となった。
能塾では2013年に能塾『稽古照今−伝と現代』の第二期として日本の演劇の根幹である「語り」に焦点をあて『平家物語』による物語る演劇の現代演劇としての可能性を発見するために公演をした。この度の公演は、その物語る演劇の技法と成果を、俳優各個人が自己のレパートリーとして確立するための上演である。(笠井賢一)
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スタッフ
構成・演出 | : | 笠井賢一 |
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音楽 吹き物 | : | 設楽瞬山 |
キャスト
飯田南織 石橋敬子
梅澤泰子 宇佐美雅司
八田部鉄 前田恵美
みつかよしあき