劇団文化座
『夢たち』
2018年5月10日(木)〜20日(日)
劇団文化座公演151
文化座の創立は、昭和17年の2月です。その翌年、劇団は、三好十郎作『俺は愛する』を上演し、三好先生は『夢たち』を書かれています。
戦時下でW愛WとかW夢Wを最も語りにくかった時代の、作家や演劇人の情熱と、ほとばしるような抵抗のエネルギーに、今再び若い劇団員たちが挑みます。
演出の松本祐子さん(文学座)は、創立75年を迎えた文化座に、また新たな一頁を切り拓いて下さることでしょう。
企画=佐々木愛
STORY
時は戦中、簡易旅館兼下宿屋「ことぶき屋」二階の大部屋。そこは浮世のどん底のような、吹き溜まりのような場所である。
そこに住む者は音楽家を目指す父娘連れや、新聞小説の代筆で生計を立てる文士志願者、ゴム工場の見習い工、モルヒネ中毒に身を崩した男など、世間の表舞台からはじき出されたような者たち。
だが、彼らにとってここはどこか心安らぐ場所である。喧嘩もするが、みんな仲良く暮らしているようでもある。ここを切り盛りする母娘も、そんな彼らを厭う風でもなく、むしろ身内同然と思っている。
折も折、顔馴染みの刑事が、住人の一人である老易者の息子が見つかったらしいという報せを持ってくる。関東大震災のとき、彼には生き別れとなった男の子がいたというのだが…。
スタッフ
作 | : | 三好十郎 |
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演出 | : | 松本祐子 |
美術 | : | 石井強司 |
照明 | : | 賀澤礼子 |
音響 | : | 齋藤美佐男 |
衣裳 | : | 岸井克己 |
音楽 | : | 高崎真介 |
演出助手 | : | 十朱加奈子 |
舞台監督 | : | 鳴海宏明 |
制作 | : | 中山博実 |
キャスト
伊藤勉 津田二朗
青木和宣 米山実
小谷佳加 白幡大介
橋美沙 藤原章寛
井田雄大 兼元菜見子
大山美咲 諏訪正美
公演日程
2018年5月10日(木)〜20日(日)
10(木) | 11(金) | 12(土) | 13(日) | 14(月) | 15(火) | 16(水 | 17(木) | 18(金) | 19(土) | 20(日) | |
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14:00 | ○ | ○ | ○ | ★ | ○ | ○ | ○ | ★ | ○ | ||
19:00 | ○ | ○ | ○ |
※開場時間は30分前
※14日、19日公演後アフタートークあり
チケット(3月22日発売開始)
一般:5,500円
Uシート:4,000円(夜公演)
高校生以下:3,000円
(全席指定)
[チケット申込]
e+
劇団文化座
問い合わせ
劇団文化座
TEL:03-3828-2216(月〜土 10:30〜17:30)
Eメール:info@bunkaza.com
Webサイト:http://bunkaza.com/