新生 若獅子プロデュース

『上州土産百両首』『蛍―お登勢と龍馬―』

2018年1128日(水)〜122日(日)

 

『上州土産百両首』

スリの正太郎は、幼なじみのドジな牙次郎と再会する。二人はお互いに死ぬ気になって地道に働き、十年後の今日また会おうと約束をして別れる。 田舎の料亭で板前として真面目に働いていた正太郎は、かつての兄弟分と偶然会い、過去をネタに強請られ、思わず……。 御用聞きの手下となっていた牙太郎は、正太郎に褒めて貰いたくて、首に百両の賞金のかかった下手人を捕らえようとする。 そして約束の日。牙太郎の前に現れたのは、賞金首の人相書きと同じ傷をもつ正太郎だった……。 笑いと涙で綴る心温まる男の友情物語。

原作 オー・ヘンリー
脚本 川村花菱
演出 鷹匠昇
演出補 笠原章
『蛍―お登勢と龍馬―』

京都と大阪を結ぶ交通の要所である伏見の船宿『寺田屋』。気丈なお登勢は一人で懸命に宿を切り盛りしている。 文久2年4月23日。薩摩藩士の同士討があり「おいごと刺せ!」と悲しい叫びを残し、お登勢の腕の中で息をひきとる。……後の世に言う『寺田屋騒動』である。 慶應2年1月23日。坂本龍馬の努力が実り、薩長連合が決まった夜、お登勢は「己の身を焦がして死ぬ蛍のように生きられたら……」と、龍馬を眩しく見つめた。 龍馬の『寺田屋遭難』を裸同然の姿で救うお良。激動の幕末史の陰で懸命に生きるお登勢の周りでは、小さな蛍達が命の限りに輝いていた。 風雲児龍馬の死がお登勢の耳に届いたのは、日本の夜明け前のことである。

原作 織田作之助
脚本 土橋成男
演出 笠原章
演出協力 石川耕士
スタッフ
美術 岡田道哉
照明 阿部典夫
音楽 園田容子
舞台監督 助川順子
音響 松竹ショウビズスタジオ
大道具 ステージフォー
小道具 藤波アート・センター
衣装 東宝コスチューム
かつら 太陽かつら店
刀剣 演劇山川小道具店
キャスト

神野美伽(特別出演)
嵐圭史(特別出演)
藤山扇治郎(友情出演)
笠原章

南條瑞江 中條響子
渋谷天笑 根本亜季絵
森朝子 舞戸礼子
貴田拳 立川修也
花浦愛一朗 宮本夕莉
菰池剛史 山内萌子
神道明 貴堂寛之
中込こころ 服部健一
今井吉清 渡部純雄

公演日程

2018年11月28日(水)〜12月4日(日)

  28(水 29(木) 30(金) 1(土) 2(日)
12:00 
14:00    
16:30 

※初日28日のみ特別料金。

チケット

6,000円
28日:5,000円
(全席指定)

[チケット申込]
若獅子事務所

問い合わせ

若獅子事務所
TEL・FAX:03-6875-2408

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