シアターΧ 国際舞台芸術祭2020
『『離火』を朗読する』『脈』『隣の迷宮』
2020年7月2日(木)
第14回 シアターΧ国際舞台芸術祭 IDTF2020
蟲愛づる姫とBIOhistory
第14回 シアターΧ国際舞台芸術祭 IDTF2020 公演一覧
『『離火』を朗読する』 Poetry Reading ; Rika, Separating Fire
〔四方田犬彦/YOMOTA Inuhiko〕
四方田犬彦が詩集『人生の乞食』『わが煉獄』に加え、準備中の新詩集『離火』のなかから数編を選び朗読する。5月14日に物故した財部鳥子の追悼として、彼女の詩も朗読する。
Yomota will recite his poems from A Beggar of Life , My Purgatory and Separating Fire, his work in progress. He will also read some poems with respect from Takarabe Toriko, who passed away in May 14th.-
『脈』Myaku[シアターX アートマイム塾]
作・演出:JIDAI/Creation:JIDAI出演:松沢玲子 沢村誠一 時任律 阿部邦子 橋元大和/Cast:Reiko Matsuzawa,Seiichi Sawamura,Ritsu Tokito,Kuniko Abe,Yamato Hashimoto
この地球上で脈々と続く、生と死を併せ持った様々な形の生命。 その全てが私であり、同時に、私はその一部に過ぎない。
Various forms of life that combine life and death continue on the earth. All of it is me, and at the same time, I am only part of it.
『隣の迷宮』Neighbour's labyrinth[アベ レイ/Lei Abe]
作:アベ レイ出演:白野利和 アベ レイ
私たち生き物の命も人生も、予測不能で矛盾だらけ。予定通りじゃ面白くないのが人の性(さが)。心はころころと変わりどこに行き着くかわからない。そんな生き物が織りなす人の一生はまさに「迷宮」。母の胎内に生を受け否応無く始まる私達の人生…それは変容を続ける生き物の時間としての、出口の無いないラビリンス。 でもいつのまにか、透明な皮膜で透けて見える隣りの迷宮に紛れ混んでいたりして…。垣間見える人生の断片、切り口。それは誰の人生?