シアターΧ 国際舞台芸術祭2020
『ムシ to be continued』『ムシムシメヅルシ ―Bye o! Hi story―』『この子が無事に帰るまで』
2020年7月11日(土)
第14回 シアターΧ国際舞台芸術祭 IDTF2020
蟲愛づる姫とBIOhistory
第14回 シアターΧ国際舞台芸術祭 IDTF2020 公演一覧
『ムシ to be continued』〔江原朋子/EHARA Tomoko〕
出演:江原朋子 ノムラヒハル Atsuko 堀江進司 三浦利恵子 渡部早紀 鶴田聖奈葉
「ムシは人類よりずっと古い。ムシの存在を想像できる光景をリレー」
長谷川千賀子の1曲以外は、U氏にプレゼントされた音楽で。歌詞はさっぱりわかりませんが何だか刺激になった
『ムシムシメヅルシ ―Bye o! Hi story―』[劇舎カナリア]
作:山ア永莉/YAMAZAKI Eri
演出:山本健翔/YAMAMOTO Kenshow
作踏:愛宕由梨/ATAGO Yuri
出演:ささいけい子 古津麗 山ア永莉 もりしまりお 渡部佑美 寺田明子 愛宕由梨 山本健翔/SASAI Keiko,FURITSU Urara,YAMAZAKI Eri,MORISHIMA Rio,WATANABE Yumi,TERADA Akiko,ATAGO Yuri,YAMAMOTO Kenshow
加藤道夫が戦時、戦争の正体に迫ろうと書いた「なよたけ」そのなよたけ像は実は蟲愛づる姫だった!そのことと、その蟲愛づる姫の愛唱歌、白居易の「対酒」蝸牛角上争何事?に想を得て、蛇の死骸に仰天する周囲の者らに、前世の親かもしれない、美しい人間の姿の時ばかりを血縁と思うなと震えながらも諫めた姫を思慕して描く、生きかわり死にかわるいのちの本地たづぬる物語。
『この子が無事に帰るまで』Until this child returns safely
[藤田佳代舞踊研究所/Fujita Kayo Modern Dance Studio]
作舞:菊本千永/Choreography:KIKUMOTO Chie
出演:向井華奈子 金沢景子 菊本千永 かじのり子/Cast:MUKAI Kanako,KANAZAWA Keiko,KIKUMOTO Chie,KAJI Noriko
「行ってきます」と言って出かけた子どもが無事に帰ってくること。
当たり前のことのようで本当は小さな奇跡の積み重ね。
この作品は"ここ"から旅立って行った小さな命と、無事に戻ってくるのを待ち続けるかつて命だったものの踊りです。
アゲハチョウの幼虫が蛹になる場所を探すため、すごい距離を必死で動き回り、ようやく見つけた場所で蛹になる、蛹化直前の祈りそのもののような形に着想を得て作舞しました。