シアターΧカイ一人芝居シリーズ

『ROSE ローズ』

2021年712日(月)

W・ローズ+シアターΧ 共同企画

80歳のローズは、一人木のベンチに腰掛け、ユダヤ教のお弔い「シヴァ」を行う。
いつか波乱に満ちた生涯を語りだしている。
旧ソ連ウクライナのユダヤ人集落に生まれ、兄を慕ってポーランドに。
そこにナチスがやって来る。
ゲットーでの生活、戦後はパレスチナを目指してエクソダス号に乗り、その船上での出会いは彼女をアメリカへと導く……。

二十世紀は 最後から二番目の世紀になる。

『BENT』の作者 マーティン・シャーマンの代表作『ROSE』

マーティン・シャーマン(Martin Sherman)

1938 年、米国フィラデルフィア出身の劇作家・脚本家。 ナチス政権下の同性愛弾圧を描くセンセーショナルな舞台『BENT』は1979年の初演以来、世界各国で上演された代表作。 本作『ROSE』は1999年、英・ナショナルシアターでの上演後、米・リンカーンセンターシアターでも好評を博した。 日本での本格上演は2012年ブレヒトの芝居小屋で志賀澤子が演じた。 戯曲はほかに『ゴアの狂気』『彼女が踊る時』など多数。 また映画脚本も多く手掛けており、主な作品に『永遠のマリア・カラス』、『ヘンダーソン夫人の贈り物』など。

スタッフ
マーティン・シャーマン
翻訳 堀真理子
演出 W・ローズ
志賀澤子

俳優座養成所から1962年東京演劇アンサンブルに参加。女優、演出家、プロデューサーとしてブレヒトの芝居小屋を拠点に演劇創造を続けている。 主な出演作品『母』ペラゲーア・ウラーソワ、『沖縄』秀、『かもめ』アルカージナ、『4つの肖像』母たち、『銀河鉄道の夜』ジョバンニなど。 演出作品『FEN-沼地』『マイという女』『海の52万石』『アンティゴネ』『僕はエルサレムのことを話しているのだ』。 脚本『食卓のない家』(文化庁創作戯曲賞佳作受賞)。プロデューサーとして、女優として東京演劇アンサンブルの1990年からの9カ国海外公演を実現。 イタリア・ミラノで在外研修。2010年から西東京市民劇団銀河ラボで演出している。 近年の東京演劇アンサンブル公演では2014年『無実』、2016年『最後の審判の日』に出演。 2016年ベトナム舞台芸術家協会から、日越演劇交流貢献賞受賞。 『ローズ』は2012年ブレヒトの芝居小屋で初演、2013年からシアターΧで月一回演じ続けている。


公演日程

2021年7月12日(月)19:00
※開場は開演の30分前

チケット

1,000円
(全席自由)

[チケット申込]
シアターΧ

問い合わせ

シアターΧ

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