シアターΧ 国際舞台芸術祭2022
『思慕』『円かなる月』『生きものの詩―再生へ― 創造と破壊を繰り返す私たちに希望を再び‥』『バクチの木』
2022年6月28日(火)
21世紀 ルネサンス 現実を剥ぐ―生きものの詩(うた)
第15回 シアターΧ国際舞台芸術祭 IDTF2022 公演一覧
石黒節子『思慕』(ダンス)
演者:石黒節子
美術:石黒猛
日本人の身体表現の追及をテーマに1992年よりイタリア・ミラノ、インド・ムンバイ、イギリス・ロンドン、中国・上海、フランス・パリ、ドイツ・ドレスデンにて公演を行ってきた。2000年より国際宇宙ステーションにて行う無重力ダンス‘飛天プロジェクト’計画に関わり2009年5月に軌道上で実施した。これら経験の中で見出した<気配>を感じることをテーマに踊る試みをーコンテンポラリーな能表現―として演ずる。
Setsuko ISHIGURO "yearning for・・・"
dance : Setsuko Ishiguro
Stage setting : Takeshi Ishiguro
Since 1992, I performed in Milan・ Italy, Mumbai,・India, London・ England,Shanghai・ China, Paris・ France, and Dresden・ Germany, with the theme ofpursuing Japanese physical expression. Since 2000, I had been involved in the weightless dance program 'Hiten Project' at the International Space Station, which was carried out in orbit in May 2009. The attempt to dance with the theme of feeling the
毛円だんす『円かなる月』(ダンス)
振付:ジェフ モーエン
衣装:奥山由紀枝
出演:ジェフ モーエン 奥山由紀枝 人見香里
清滝や 波に散りこむ 青松葉
Moen Dance "round moon"
Choreography : Jeff MOEN
Costume : Yukie OKUYAMA
Cast : Jeff MOEN , Yukie OKUYAMA , Kaori HITOMI
Clear Cascade... scattering together into the waves young pine needles
保坂尚代『生きものの詩―再生へ― 創造と破壊を繰り返す私たちに希望を再び‥』(ダンス)
振付・演出・出演:保坂尚代
音楽編集:畑圭
映画でしか見たことのなかった映像が ロシアとウクライナ の戦い によって 今現在 の 現実、 として毎日眼の前に突きつけられ、今や眼を向けないではいられない。
破壊―創造―破壊 を繰り返す私たちの歴史。絶望的な覚悟を持たなければならないのは、 一見平和の中にいる私たちにも 通じるものがある のでは。でも前を向かずに生きることはできない。
Hisayo HOSAKA "「Creature poem―Towards reproduction」‥to us who repeat creation and destruction Hope again"
Choreography Direction Dance Hisayo HOSAKA Music Editor Kei HATA
足立七瀬『バクチの木』(ダンス)
作・演出・出演:足立七瀬
現実はもはや既に剥がれ出している。これから始まる新しい時代を生き抜くためにじわじわと剥がされているのだろう。剥がされてむき出しになった逃げようのない現実を、否定せず、戦わず、今目の前に見えている景色をありのままに見たいと、私は思う。
Nanase ADACHI "The gambler"
Choreography and dance : Nanase ADACHI