シアターΧカイ一人芝居研究会
『最期の手紙』
2022年7月26日(火)
シアターΧ 「本物の俳優修業」シリーズ
シアターΧ「一人芝居研究会」第9回試演会
ウクライナで今も繰り返されている戦争 1944年消されていく一人の女!
ウクライナのユダヤの都ともいわれるベルディーチゥに生まれたソ連のユダヤ系ロシア作家ワシリー・グロスマンの長編『人生と運命』の最も有名な章「最期の手紙」を一人芝居として志賀澤子が演じる。 独ソ戦の勃発とともにナチス・ドイツに占領されたウクライナで虐殺されたユダヤ人女性グロスマンの母親がモデルの最期の日々を想像して描かれた、極限状況下における人間精神の苦悩と葛藤を凝縮した珠玉の章。 星衛(チェロ)の生演奏とともに。
スタッフ
作 | : | ワシリー・グロスマン |
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訳 | : | 赤尾光春 |
出演 | : | 志賀澤子 |
志賀澤子
女優、演出家、プロデューサー。東京演劇アンサンブル代表。 1963年俳優座養成所卒業、東京演劇アンサンブル入団。『母』ペラゲーア・ウラーソワ、『沖縄』秀、『かもめ』アルカージナなど。演出『FEN 沼地』『マイという女』『海の52万石』など。脚本『食卓のない家』(文化庁創作戯曲賞佳作受賞)。東京演劇アンサンブル海外公演はプロデューサー、女優としてアメリカ、ロシア、ベトナム、イギリス、ルーマニアなど10カ国余り。1995年文化庁在外研修でミラノにて学ぶ。 2016年ベトナムより日本との演劇交流貢献賞を受賞。西東京市民劇団銀河ラボ2011年創立以来毎年演出。日本新劇俳優協会理事。『ローズ』は2012年から主に両国シアターΧで続けている。 直近の出演は、石原燃 作『彼女たちの断片』葉子。