1970年代香港。映画黄金時代の真っ只中。 アクション指導のテオ・カーウェイは、いつか自分のカンフー映画を撮るという夢を抱き、仲間と共に意を決して名プロデューサーとして知られるセルジオに直談判を試みる。 予想外にもセルジオはテオたちを受け入れ、カンフー映画の予算を提供してくれることに。 しかし撮影が始まると、カンフーの美学を追求するテオに対し、セルジオは激しい嫌悪感を抱き「カンフーはダサい」と痛烈に批判する。 やりたいことを曲げて時代に合わせるのか。 それとも自分の思いを突き通すのか。 フィルムの裏側で繰り広げられるカンフードラマ。