シアターΧメールレター2005年7月11日号

□目次
●『四谷怪談』出演者紹介
●『四谷怪談』『泥棒論語』稽古場便り
●公演・企画情報
　『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』CATプロデュース 7月9日〜7月21日


■■　『四谷怪談』出演者紹介　■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

　ヨッシ・ヴィーラーと共に鶴屋南北の『東海道四谷怪談』に取り組む
俳優は12人。
　ヨシ笈田は長年ピーター・ブルックと共に世界中で活動しており、日本へ
の来日公演はあったものの日本語での舞台は37年ぶりです。また、劇団民藝
のアンネ役で注目され、早稲田小劇場「少女仮面」（唐十郎）や最近では
一人芝居「MITSUKO」で国内にとどまらずヨーロッパでも公演を行っている
吉行和子、演劇集団円所属で別役実作品への出演が多い井出みな子、黒テント
の看板女優として『阿部定の犬』で紀伊國屋演劇賞を受賞、最近はさらに活動
の幅を広げている新井純、早稲田「新」劇場を経て、舞台や映画テレビで活躍
している久保酎吉といったベテラン勢に加え、ヨッシ・ヴィーラーの演出は
96年以来2度目の参加となる谷川清美、91年以来川村毅のカンパニーの主力
メンバーで、海外公演にも参加している笠木誠、北区つかこうへい劇団出身
で『幕末純情伝』ほか様々な舞台で活躍している吉田智則、横浜ボートシアター
所属で劇団外でも京劇や映画等幅広く出演している高橋和久、演劇集団円の
水町レイコ（『当世風　雨月物語』）、ともさと衣（『親指こぞう』）、
田島俊弥（『フユヒコ』）など、多彩なメンバーが参加しています。


公演概要はこちら
http://www.theaterx.jp/05/050805.html
チケットのお申込はこちら
http://www.theaterx.jp/ticket.html

■■　『四谷怪談』『泥棒論語』稽古場便り　■■■■■■■■■■■■■

　ドイツより演出のヨッシ・ヴィーラー氏、美術・衣裳の渡邉和子さん、
ドラマトゥルクのアンドレアス・レーゲルスベルガー氏、そして音楽のビーバー
・グラッツ氏が、そして出演者のヨシ笈田さんがフランスより次々と来日、
セゾン文化財団の森下スタジオにて『四谷怪談』の稽古が行われています。
　出演者・スタッフと共に対話を重ねてプロジェクトを進めていくヨッシ氏、
まずは皆で『四谷怪談』原作についてや、それを現代の日本でいかに取り組むか、
ということについて話合い、そして、即興で演じることによって役柄や状況を掴
む、ということを重ねて今回の作品をつくりあげていきます。

　また、昨年9月に「ブレヒト的ブレヒト演劇祭」の中で上演した花田清輝の
『泥棒論語』。好評につき、9月28日〜10月2日に再演することになりました。
昨年に引き続き演出は白石征氏、主演はちねんまさふみさん（鳥獣戯画）。
新たなメンバーも加え、今月稽古の第一段階を行いました。
より花田清輝に肉薄し、アクチュアルになるべく奮闘中。乞ご期待。

■■　公演・企画情報　■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
2005年7月9日(土)〜7月21日(木)
『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』CATプロデュース

[日程]2005年7月12日(火)19時／13日(水)14時・19時／14日(木)19時
　　　／15日(金)19時／16日(土)14時・19時／17日(日)19時／18日(月)14時
　　　／19日(火)19時／20日(水)14時・19時／21日(木)14時
[チケット]6,500円（全席指定）
http://www.theaterx.jp/05/050709.html
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『音楽塾』
第34回 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番と第23番「熱情」

[日程]2005年8月28日（日）19:00〜
[参加費]2,000円
http://www.theaterx.jp/ws/ongaku2.html
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『チェーホフ研究会』
「サハリンを目指したチェーホフ」クレオパトラ・カラトゥイギナとの関わり

[日程]2005年7月24日（日）14:00〜
[参加費]無料（会員外は500円）
http://www.theaterx.jp/ws/chekhov.html
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