Χカイレパートリー劇場
『可能世界』
2024年10月11日(金)〜13日(日)
ポーランド シチェチンより 劇団テアトル カナ
いま、創るべき演劇とは?
いま私たちが生きている世界は、まさに宇宙時代の幕開け。大きな変化を目の当たりにしているところである。戦争に関するメディアの報道に圧迫され、想像力の限界と、確かな道標の欠如に直面している無力な私たちは、可能な選択肢を見つけ出し、自らの現実世界を語り直そうとしている。 内に秘めた不安や現代社会に対する恐怖心を一瞬でも忘れ、自分の影響力を取り戻し、運命を操るための方法を、みな必死で探しているのだ。
果たして、この世界を変えることはまだ可能なのだろうか?
人工知能に導かれた4人の人類代表が究極のサバイバルゲームに挑む。全てが危険に晒されたその場所は地球――この惑星は、まさに奇妙なエスケープ・ルームそのものなのだ。
予想のつかないドンデン返しに満ちたこの作品は、慣習に翻弄される主人公たちの葛藤、大衆文化との対話、辛辣な皮肉やブラックユーモアを織り交ぜた物語。
舞台上で放たれる「次の惑星は、こんな風に始末されなきゃいいけど」――その言葉の意味するところとは…?
チラシダウンロード(PDF1.25MB)
スタッフ
脚本・演出 | : | クシシュトフ・ポピオウェク |
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キャスト
ビビアンナ・ヒミャク
カロリナ・サバト
ダリウシュ・ミクワ
ピョートル・スタジンスキ