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舞踏インスティチュート 特別ワークショップ
シアターΧ 本物の『俳優修業』シリーズ
舞踏インスティチュート 参加者募集
講師、古関すまこの岡山への移住のため休止となっていたシアターΧ舞踏インスティテュートですが、久しぶりに2日間連続のWSを開催いたします。
古関すまこによる舞踏の探求のほか、特別講師・舞踏家の紙田昇氏も迎え行います。
古関すま子(こせきすまこ)
早稲田小劇場、VAVスタジオを経て1977年ナンシーフェスティバル招聘、グロトフスキとの邂逅をきっかけに30年間フランスで活動。 コメディー・フランセーズやジャン=ルイ・バローなどの主要劇場で、日本的身体技法と西欧の明晰な舞踊論、演出法との交感から抽出された踊りが、ル・モンド紙等で「恐るべき美しさ」「盲人の視覚」「爬虫類の記憶」などと評される。 現在はヨーロッパでの活動に加え日本でも放送大学講師等。
ワークショップ内容
古関すまこ
1)基礎身体訓練
気をめぐらせる(新体道・太極拳などを基に)、体の各部の意識を高める(動点・不動点の分節化など)、足腰訓練と上体の脱力(六方・相手に任せて押される・倒されるなど)
2)情動の解放
酔っぱらいのエチュード (心身のコントロールを外し怒り・泣き・笑い、怒りの心身状態)、ゴキブリのエチュード(あっという間にアドレナリンを上げすぐに緊急態勢に入る。危機の身体)
3)ダンスの研究
強い中心軸と終焉の広がり、様々なステップ、体の分節化、細部の表現、緩急、剛柔、体のマチエールを変えるなど
4)細胞と記憶の奥へ
体の極微少な変化が憑依的状態に変化をもたらす。「棲まわれる」「祖先からの記憶」「空っぽの絶えざる入れ替え」(土方巽)
紙田昇
・ボディコントロール
身体各部分、部分と部分の連動、緊張と脱力などの基本的なボディコントロールについて。いろいろな動きがクリアになり、踊りながら自分の動きを客観的に捉えられることにつながります。
・ゆらぎの身体
ボディコントロールを意識しながら、体の内部をゴムのように感じながら、伸び縮みがあったり、ゆらぐことをテーマに体を使っていきます。 幻想的なシーンなどのダンスなどに効果的な身体の使い方を体験してもらいます。 時間があれば、それだけの動き方で作る即興小作品を体験してもらいます。
シアターΧ 舞踏インスティチュートの経過
2011年5月 すまこ独舞公演、松岡正剛氏との対談。9月より 第一次ワークショップ
2012年1月 「マクベス断章―遠野で見た夢」ワークショップ公演
2012年6月 第2・3次ワークショップ。シアターΧ国際舞台芸術祭2012参加「マクベス断章―遠野で見た夢」
2013年1月29日 第3次ワークショップ 「かぶく」前期発表会
2013年6月〜 第4次ワークショップ。
2013年10月〜 第5次ワークショップ。
2016年1月〜 第6次ワークショップ。