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能塾
2012年3月18日(日)〜
コミューンΧ(シアターΧ2階)
稽古照今―古を稽(かんがえ)、今を照らすー伝統と現代
3月18日よりシアターコレクティブの活動の一つとして、能塾なるものを開講することになりました。
本格始動にむけてのプレ・ワークショップも開かれたのですが、あらためて日本の豊かさ、伝統の持つ力と新しさを感じさせられました。
『稽古照今―古を稽(かんがえ)、今を照らすー伝統と現代』
伝統芸能から現代演劇は何を学ぶべきか
伝統芸能は現代演劇から何を学ぶべきか
講師 笠井賢一氏
1949年生まれ。今尾哲也氏(歌舞伎研究)に師事。歌舞伎俳優八世坂東三津五郎秘書として著作の助手を務める
演出家、能・狂言のプロデューサー。また劇作、演出家として古典と現代をつなぐ演劇活動を、能狂言役者や歌舞伎役者、現代劇の役者と、邦楽、洋楽の演奏家たちと続ける。作品古典の「古事記」から「源氏物語」「平家物語」、近世の近松門左衛門、また近世の夏目漱石、泉鏡花、宮澤賢治、そして新作能まで幅広く演出。東京藝術大学非常勤講師、玉川大学演劇科非常勤講師。アトリエ花習主宰
日程
3月〜8月までの6か月間、月に2回ずつの計12回
3月:18日(日)、31日(土)
4月:14日(土)、29日(日)
5月:9日(水)、27日(日)
6月:16日(土)、29日(金)
7月:14日(土)、29日(日)
8月:11日(土)、22日(水)
時間は毎回18時〜21時の予定です。
応募概要
- 受講料
- 半年間12回通しで参加の場合:12回で12,000円
1回ごとの参加の場合:1回ごとに1,500円(資料代別) - 内容(笠井氏の能塾のためのカリキュラムより)
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この講座は現代演劇の俳優、演出家、古典劇の俳優と共に、現代演劇が日本の古典芸能から断絶していることの不幸、また古典芸能の役者が自分のジャンル技法に閉じこもりがちなのを、互いに拓いてゆき、ともに学ぶことが目的です。
西洋の演劇史だけではなく、日本の芸能史をベースにその時代時代に達成された表現、また芸術理論も学び、世阿弥や近松門左衛門の演劇論も読み、また日本の芸能の源流となった、それぞれの時代の神話や古典文学や戯曲を声にし、座学と実技ワークショップをバランスよく実践していきます。
現代の役者として、演劇が生まれる源まで遡り、歌が、舞が、言葉が、行動が生成する場に立ち会おうとすることで、たんに古典を教養・知識として摂取するのではない、演劇人として血肉となり、身体や声や演技の新たな可能性を見出し、自己更新が遂げられるような、そんな12回にしたいと思っています。
私達が日々使っている稽古という言葉も漢字にこめられた意味の蓄積が有り、それを古事記の序文では「いにし(古)へを稽(かんが)へ、今を照らす」という理解、訓読みをしています。古人がかんがえ蓄積してきた教えを、素直に、考え抜いて理解し、自分の立つ今を照らし出していくのです。